明日の願い














「そうして飛び出してみれば、やっぱり甘くはなかったけれど、想像していたほど苦いわけでもなくて、
パステルカラーに光る世界は確かに美しかった。
満開の花を瞳に映して、明日の願いがその次の私になるんだって、盲目的に信じてた。」